Plesk 7.5.4 コントロールパネルでバックアップを取ったデータを復元できます。 データを復元する前にサーバに root でログインして、7.5.4 で作成した各バックアップファイルについて以下の変換ユーティリティを実行する必要があります。
、<new backup file name> は変換ユーティリティが作成した新しいバックアップファイルへのパスであり、<old backup file name> は Plesk 7.5.4 が作成したバックアップファイルです。 plesk_installation_directory/bin/backup-convert.py convert -o <new backup file name> <old backup file name>
サーバ設定とすべてのユーザデータをバックアップファイルから復元するには、以下を実行します。
cd /plesk_installation_directory/bin
./pleskrestore --create-map <backup file name> -map <map file name>
多重ボリュームのバックアップがある場合、最初のボリュームを <backup file name> に指定してください。
マッピングファイルが指定した場所に作成され保存されます。 ほとんどの場合、このファイルを編集する必要はありません。 このファイルの内容を見直したり項目のマッピングを指定したりする必要が発生するのは、オブジェクトの不一致(例えばバックアップファイルにリストされているIPアドレスの範囲がサーバで有効なIPアドレスと異なる場合など)が原因でバックアップからデータの復元ができなかった場合や、復元されるオブジェクトを個別に指定したい場合に限られます。
./pleskrestore --restore <backup file name> -map <map file name> -level all
<backup file name> と <map file name> はそれぞれバックアップとマップファイルへのパスです。 多重ボリュームのバックアップがある場合、最初のボリュームを <backup file name> に指定してください。 データはホスティングサービスの割り込みやダウンタイムを発生させずに復元されます。 サーバの設定や全てのユーザデータ(Webサイトの内容やメールボックスのメッセージを含みます)が上書きされます。
ドメインによりユーザアカウントを復元するには、以下を実行します。
このアカウントまたはドメインのいずれかに、バックアップに指定されていない他のIPアドレスまたはデータベースサーバが割り当てられている場合、新規に使用するIPアドレスおよびデータベースサーバを選択して、衝突を解決するように要求されます。[次へ] をクリックします。 [次へ>>]をクリックします。
ドメイン(Webサイト)を復元するには、以下を実行します。
復元が始まり、その進行状況が表示されます。 画面の情報を更新するには、[更新]をクリックします。