ビジネスモデル、ユーザアカウント、許可の概要

Plesk ユーザアカウント階層は以下の3つのユーザレベルに制限されています。

ホスティングサービスの再販や多数のドメイン/Webサイトのホスティングが必要な顧客のためにクライアントアカウントを作成できます。

自分のサイトをホスティングするには、Pleskセットアップの際に作成された特別なサービスアカウントを使用する必要があります。 そのサービスアカウントはマイドメインという名前でコントロールパネルに登録されます。

クライアントアカウントにアクセスできる顧客は、管理者が許可した範囲でいくつでもサイトをホスティングできます。 また、自分のサイトをホスティングしたり、ホスティングサービスを他のユーザに再販することもできます。 その場合、リセラーは顧客の為にドメイン管理者アカウントを作成できます。

ドメイン管理者アカウントにアクセスできる顧客でも、Webホスティングサービスを再販したり、ホスティングアカウント上に1つ以上のサイトを持つことはできません。 管理できるのは自分のサイトのみです。 最新の Plesk コントロールパネルの実装では、ドメイン管理者アカウントはそれぞれのドメイン(Web サイト)がサーバ上でホスティングされた後に作成されます。

すべてのサイトオーナーは自分のメールアカウントをセットアップしたり、他のユーザにメールホスティングサービスを提供できます。 その場合はメールユーザアカウントを作成し、メールユーザにコントロールパネルへのアクセスを許可します。

サイトオーナーは個人の Web ページや自分のドメインで管理している他のユーザの小規模なサイトもホスティングできます。 ただし、そのようなサイトのオーナーは通常、自分のドメイン名を持っておらず、専用のコントロールパネル環境を持つことができません。

管理者がコントロールパネル内の動作についての設定でリセラー(クライアントアカウント)に全てを許可すると、リセラーは顧客への割り当てができるようになります。 管理者が定義したリセラーへのリソース割り当てはリセラーの顧客へさらに再割り当てすることができます。 定義可能な許可およびリソース使用率の制限の詳細な一覧については「ユーザアカウントの管理」のセクションをご参照下さい。

クライアントやドメイン管理者アカウントへ定めるクォータはすべてソフトクォータです。 コントロールパネルはリソース有効範囲をコントロールパネル内にそれぞれのアイコンを表示することで指摘し、それぞれのユーザにメールで通知します。ただし、ユーザアカウントや Web サイトを自動的に停止することはありません。

コントロールパネルは課金システムを内蔵していませんので、サードパーティのソリューションを使用するか、HSPcomplete を Plesk と共に使用するようお勧め致します。