ヘルプデスクの設定
ヘルプデスクは、顧客がサポートを必要としている時に貴方に連絡するのに便利な機能です。 ヘルプデスクをセットアップして有効にしておくと、リセラー、ドメインオーナー、メールユーザなど、コントロールパネルへのアクセスが許可されているすべてのユーザがヘルプデスクにアクセスできるようになります。 さらに、問題レポートをメールで提出することを許可できます。
ヘルプデスクはリセラーおよびその顧客により投稿されたすべてのレポートを表示します。 リセラーのヘルプデスクには、そのリセラーおよび顧客から投稿されたレポートのみが表示されます。 ドメインオーナーのヘルプデスクには、そのドメインオーナーおよびそのドメインで管理されているメールユーザから投稿されたレポートのみが表示されます。.
ヘルプデスクを設定し、顧客が問題レポートをコントロールパネルから投稿できるようにするには、以下を実行してください。
- [ヘルプデスク]>[一般設定]に進みます。
- [顧客にチケット送信を許可する]チェックボックスを選択します。
- デフォルトとして顧客に提供されるトラブルチケットのキュー、優先度、カテゴリを選択します。
新規のチケットを投稿する際に、ユーザはどのような方法で問題を解決(キュー)したいか、リクエストの優先度(優先度)、どのカテゴリに関連する問題か(カテゴリ)を指定できます。 キュー、優先度、カテゴリは抽象エンティティです。 これはシステムには影響を及ぼしませんが、最初にどの問題を解決すべきかを判断するのに役立ちます。 それぞれ 3 つの事前定義済みのキューと優先度レベル、そして次の 9 つの事前定義済みのカテゴリ(データベース、DNS、FTP、一般、ホスティング、メール、メーリングリスト、サイトアプリケーション、Tomcat Java)があります。 これらの項目を削除して、自身の項目を追加することができます。
- [ツール]グループの[有効化]をクリックし、[OK]をクリックします。
すべてのユーザにメールによる問題レポート提出を許可するには、以下を実行します
- helpdesk@your-domain.com といったような任意のメールアドレスで POP3 メールボックスを作成します。
- そのメールボックスから問題レポートを定期的に取得し、ヘルプデスクに投稿するよう、ヘルプデスクを設定します。
- ヘルプデスクのメールアドレスを顧客に通知します。
すべてのユーザにメールによるヘルプデスクへの問題レポート提出を許可するには、以下を実行してください。
- [ヘルプデスク]>[メールゲート設定]に進みます。
- 以下の設定を指定します。
- 通知送信者名および通知送信者の返信用アドレス。 ヘルプデスクに投稿されたレポートがメールにより取得されると、ヘルプデスクはレポートの送信者に受信通知を送信します。 レポート送信者はその受信通知に返信することにより、その後もレポートにコメントを追加できます。 従って、[通知送信者の返信用アドレス]ボックスでヘルプデスクのメールアドレスを指定し、「<company name> Help Desk」といったフレーズを[通知送信者名]ボックスに入力するようお勧め致します。 <company name> には自分の組織の名称を入力し、引用符は含めないようにしてください。
- POP3 サーバ: メールが取り出されるPOP3サーバです。
- POP3 ログイン: メールサーバで認証されるユーザ名です。
- 新規 POP3 パスワード: メールサーバでの認証およびメールボックスからの問題レポート取得時に使用されるパスワードです。
- POP3 パスワードの確認: 確認のためにパスワードを再度入力します。
- 次の頻度でメールを検索: ヘルプデスクがどれくらいの頻度で新規のレポートを検索するのかを指定します。
- チケット件名の書き出し文字: メールメッセージ件名(問題レポート)の書き出し文字の指定です。 これはスパムをフィルタリングするのに役立ちます。 件名に指定した文字の組み合わせを持たないメールメッセージは削除されます。
- [ツール]グループの[有効化]をクリックし、[OK]をクリックします。
キューを表示、追加、編集または削除するには、以下を実行してください。
- [ヘルプデスク]>[キュー]に進みます。 キューがリストに表示されます。
- 新規のキューを追加するには[新しいキューの追加]をクリックし、[タイトル]ボックスに任意の数字を入力し、[有効化]チェックボックスを選択したままで[OK]をクリックします。
- キューを編集するには、[タイトル]カラム内のタイトルをクリックします。 必要に応じて編集し[OK]をクリックします。
- 新規のレポートを投稿する際にユーザが一時的にキューを選択できないようにするには、[タイトル]カラム内のタイトルをクリックして[有効化]チェックボックスの選択を外し、[OK]をクリックします。
- キューを削除するには、該当するチェックボックスを選択して
[選択対象を削除]をクリックします。
優先度を表示、追加、編集または削除するには、以下を実行してください。
- [ヘルプデスク]>[優先度]に進みます。 優先度がリストに表示されます。
- 新規の優先度を追加するには[優先度の追加]をクリックし、[タイトル]ボックスに任意の文字列を入力し、[有効化]チェックボックスを選択したままで[OK]をクリックします。
- 優先度を編集するには、[タイトル]カラム内のタイトルをクリックします。 必要に応じて編集し[OK]をクリックします。
- 新規のレポートを投稿する際にユーザが一時的に優先度を選択できないようにするには、[タイトル]カラム内のタイトルをクリックして[有効化]チェックボックスの選択を外し、[OK]をクリックします。
- 優先度を削除するには、該当するチェックボックスを選択して
[選択対象を削除]をクリックします。
カテゴリを表示、追加、編集または削除するには、以下を実行してください。
- [ヘルプデスク]>[カテゴリ]に進みます。 カテゴリがリストに表示されます。
- 新規のカテゴリを追加するには[新しいカテゴリの追加]をクリックし、[タイトル]ボックスに任意の文字列を入力し、[有効化]チェックボックスを選択したままで[OK]をクリックします。
- カテゴリを編集するには、[タイトル]カラム内のタイトルをクリックします。 必要に応じて編集し[OK]をクリックします。
- 新規のレポートを投稿する際にユーザが一時的にカテゴリを選択できないようにするには、[タイトル]カラム内のタイトルをクリックして[有効化]チェックボックスの選択を外し、[OK]をクリックします。
- カテゴリを削除するには、該当するチェックボックスを選択して
[選択対象を削除]をクリックします。
顧客にメールによるヘルプデスクへのレポート提出を許可しないようにするには、以下を実行してください。
- [ヘルプデスク]>[メールゲート設定]に進みます。
- [ツール]グループの[無効化]をクリックします。
すべての顧客およびリセラーにヘルプデスクの使用を許可しないようにするには、以下を実行してください。
- [ヘルプデスク]>[一般設定]に進みます。
- [ツール]グループの[無効化]をクリックします。
「ヘルプデスクを使用した顧客の問題の解決」のセクションもご参照ください。