メールサービスの設定

コントロールパネルはドメインにメールサービスを提供する Qmail メールサーバとともに動作します。 インストール後、メールサーバは自動的に設定され使用できますが、デフォルト設定が希望に合うかどうか確認するようお勧め致します。

  1. ナビゲーションペインの[サーバ]ショートカットをクリックします。
  2. [サービス]グループの[メール]アイコンをクリックします。 サーバ全体のメール選択設定の画面が[選択設定]タブで開きます。
  3. サーバを通して送信されるメールメッセージのサイズを制限したい場合は、[最大メールサイズ]ボックスに希望の値をキロバイト単位で入力します。特に制限しない場合は、空欄にします。
  4. メールリレーモードを選択します。

    クローズドリレーでは、メールサーバはこのサーバ上にメールボックスを持っているユーザへのメールしか受け付けません。 顧客は貴方の出力 SMTP サーバを通して一切メールを送信できません。従って、メールリレーをクローズにすることはお勧めしません。

    リレー認証後、顧客だけが貴方のメールサーバを通してメールの送受信ができます。 [要認証]オプションを選択したままにしておき、許可方法を指定することをお勧め致します。

  5. 簡単なパスワードを許可しないことで辞書攻撃からユーザを保護する場合は、[辞書内のメールボックスパスワードの確認]オプションを選択します。

    辞書攻撃とは、誰かが様々な言語の組み合わせを試すプログラムを実行して有効なユーザ名およびパスワードを探し当てようとすることです。 多くのユーザは不用意にパスワードを選択するので辞書攻撃は成功しやすいと言えます。

  6. メールアカウント名の形式を選択します。

    [短縮形も完全形も使用を許可]オプションを選択すると、ユーザはメールアドレスの @ 記号の左側部分(例:username)だけを指定しても、またはメールアドレスをすべて(例:username@your-domain.com)指定しても、メールアカウントにログインすることができます。

    メールユーザが異なるドメインに居て同一のユーザ名およびパスワードを使用していると認証問題が起こることがあるため、それを避けるために[完全なメールアカウント名の使用のみ許可]オプションの選択をお勧め致します。

    メールサーバが完全なメールアカウント名だけをサポートするように設定すると、メールボックスに暗号化されたパスワードはなく異なるドメインに同じユーザ名およびパスワードがないことを確認するまでは、短縮形のアカウント名をサポートするように戻すことはできません。

  7. [OK]をクリックして変更を送信します。

    SpamAssassin スパムフィルタや、DNS ブラックホールリストまたは SPF (送信側ポリシーフレームワーク)ベースの保護システムなどのアンチスパムシステムを設定するには、「アンチスパム保護のセットアップ」のセクションに進んでください。

In this section:

アンチスパム保護のセットアップ

アンチウィルスの設定

Mailman メーリングリストソフトウェアの設定